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コーポレートサイトを全面リニューアル ── 生成AIを活用し、SEO・LLMO(GEO)基盤を再構築しました

前バージョンのSEO・LLMO評価がボトルネックとなっていたコーポレートサイトを、生成AIを活用して全面リニューアル。構造化データを軸とした設計で、Ahrefsのサイトヘルススコアは18から91へ向上しました。

#R&D #GEO

株式会社イノベーター・ジャパンは、コーポレートサイトを全面的にリニューアルしました。本リニューアルは、生成AIを開発プロセスに本格的に組み込んだ社内R&D(研究開発)の取り組みとして実施したものです。

背景:SEO・LLMO評価が伸びないというボトルネック

当社は2024年に現行コーポレートサイトの前バージョンを構築しましたが、その後、SEO(検索エンジン最適化)およびLLMO(生成AIによる検索・回答での露出最適化)の評価が想定どおりに伸びないという課題を抱えていました。

生成AIによる検索行動の変化はあらゆる事業に影響します。当社はLLMOを全社横断の重点テーマと位置づけており、自社サイトそのものを改善の対象とすることにしました。

挑戦:生成AIを活用したリニューアル

今回のリニューアルでは、生成AIを全面的に活用しました。代表取締役の渡辺がAIアシスタント「Claude」を用い、経営業務の合間の隙間時間を使って、着手から1ヶ月足らず(実働換算で約4.5人日)でリニューアルを完成させました。

従来であれば外部委託や専任チームの工数を要する規模の作業を、少人数・短期間で実行できた点は、生成AIを開発フローに組み込むことの実効性を示す一例となりました。

技術的に注力したポイント

SEO・LLMOの土台を強化するため、特に「機械が正しく理解できる構造」の設計に注力しました。

  • 構造化データ(Schema.org)の徹底実装:組織情報(Organization)、人物(Person)、パンくずリスト(BreadcrumbList)、求人情報(JobPosting)などをマークアップし、組織と人物を相互に参照するデータグラフを構築しました。検索エンジンの公式検証ツールでエラー・警告ゼロを確認しています。
  • 求人情報のGoogle for Jobs対応:採用ページの求人情報を構造化データで記述し、Google for Jobsへの掲載要件に準拠させました。
  • AIクローラーへのコンテンツ開放:robots.txtで主要な生成AIのクローラーに対してコンテンツの取得を許可し、AIの回答に当社情報が取り込まれやすい状態を整えました(LLMO戦略)。
  • モダンな技術スタック:Astro+TypeScript+Tailwind CSS+Cloudflare Pages を採用。静的サイト生成により、高速な表示と高い安定性・セキュリティを確保しています。
  • データ・ロジック・ビューを分離した設計:情報を「データ層/ロジック層/ビュー層」に分離して構築し、表示と内容の整合性、今後の更新のしやすさを担保しました。

そして、この取り組みを通じて改めて確認できたのは、「機械にとってわかりやすいサイト」は「人間にとってもわかりやすいサイト」になるということです。検索エンジンや生成AIが情報を正しく読み取れるように構造を整理する作業は、そのままページの見通しのよさ・情報の探しやすさの向上につながりました。

成果と、これからの観測

リニューアルの結果、SEO/サイト品質の指標であるAhrefsのサイトヘルススコアは、18から91へと大きく向上しました。

一方で、LLMO(生成AI上での引用・露出)における成果は、その性質上、短期間で確定的に測定することが難しい領域です。当社は今後も継続的に観測し、施策の効果を検証していきます。

社内R&Dのナレッジを、クライアントのビジネスデザインへ

当社は「ビジネスデザイン」を掲げ、自社が実践と成功事例の主体となることを重視しています。今回のリニューアルで得た、生成AIを活用した開発の進め方やSEO・LLMOの設計知見は、社内にとどめるものではありません。

社内R&Dで蓄積したナレッジを、クライアントのビジネスデザインに積極的に還元してまいります。

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